2011年05月22日

感銘

5月19日付けの日経新聞にいたく心動かされました。厳密に言えば著作権の侵害にあたるのでしょうが、備忘録として貼り付けておきます。

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被災地にある日銀の支店は修羅場である。泥で固まった紙幣とさびついた硬貨が、地面から湧き出るように途切れなく持ち込まれてくる。汚れを落として1枚ずつ鑑定し、きれいな現金に交換する作業は、わずかな間違いも許されない。

支店がない盛岡には臨時の窓口も開いた。「明日までに支払わなければならない」と、陸前高田から半日かけて大金をかついで来た人がいた。一円玉ばかりの貯金箱を、涙目で差し出す子供もいる。これまでに計15億円分を引き換えたそうだ。金額の大小にかかわらず持ち主にとっては、どれも大切なお金である。

震災は、お金の不思議を考える機会かもしれない。冷めた物理学者の目で眺めれば、ただの汚れた紙切れであり、腐食した金属である。それが価値を持ち続けるのは、人々がその価値を信じて疑わないからだ。通貨の信用力のカラクリは、人間の心の内にある。世の中の全員が、共通の夢を見ているようなものだ。

その夢の現実感を日常の中で支えるのが、紙幣や硬貨の役割かもしれない。時間と戦いながら、ピンセットを片手に現金鑑定を続ける日銀の職員は、通貨の価値を守る縁の下の力持ちだ。荒れ果てた光景が世界に流れても、円相場は崩れなかった。この国の現場がしっかり機能していると保証する市場の声である。
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最近みた動画の中で非常に気が利いていたのが韓国のWhisky Windsorの動画。お酒を呑まない方でも楽しめると思います。
http://www.youtube.com/user/Windsorwhisky?blend=23&ob=5
posted by yasufumi at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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