2009年12月23日

Chinese Power

新宿を歩いていると中国人観光客を多く見かけます。すれ違いざまに、よく人の時計を見るのですが、彼らがよく高そうな時計をしていることに驚きます。実は、中国(主に香港)はスイス時計の最大輸出先となっています。その数は日本のおおよそ2倍。

人口10億人の国とは言え、平均所得が日本の1/3以下の国で大量のスイス時計が売られていることに、中国人の消費力を感じます。勿論、一口にスイス時計と言ってもピンきりであることに加えて、中国人の所得格差が大きく平均所得を比較することに意味はありませんが、中国人の凄さを感じました。

中国人の凄さを感じさせるエピソードがもうひとつあります。パッテックフィリップと言う超高級時計メーカーがフランスにあるサロンをリニューアルオープンした時のこと。1本100万円以上の高級時計がその日の午前中だけで6本も売れたそうです。買ったのは6人の中国人観光客。

旅の開放感で衝動買できるような代物では到底ありません。いやはや。
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2009年12月09日

パジャマ

先日、仕事中にワイシャツから下着の柄が透けて見えていると指摘を受けました。いくら服装に厳しくない会社に勤めているとは言え、柄シャツを着るようなだらしないことをする僕ではありません。

高校生でもあるまいし。そう思ってよくよく見ると、下着だと思ってワイシャツの下に着ていたものはパジャマでした。正確には、パジャマ替わりのTシャツ。下着としての機能を発揮することも可能な素材ではありましたが、黒字にでかでかとTSUKUBAの文字。盛大に透けていました。

直ぐにトイレでTシャツを脱ぎ仕事に戻ったのですが、下着をつけていないせいでうっすら透けている乳首が気になってしかたありませんでした。透けているものが何であったにせよ、恥ずかしいことこの上ない一日であったことは言うまでもありません。
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2009年11月23日

不毛な英会話

時々、会社宛に海外から営業の電話がかかってきます。運悪く、自分が電話を取ると上司につなぐか、メールを送るよう英語で伝える羽目になります。ただ、電話越しの会話は特に苦手で、相手の話していることがまったく理解できないこともあります。

例えば、"Sugawara@dummy.co.jp"というメールアドレスを相手に教えた際に相手がスペルの確認を行ったとします。"S"の発音が悪い場合、"最初はSugarのS?"と聞いてきます。日本語で言うところの"井上の井は井戸の井ですか?"にあたるわけです。

ところが、唐突に"Sugar"と言われたように聞こえた僕は相手がSugawaraをSugarと勘違いしたと思い会話を一気に迷走へと導きます。先日、実際にアドレスを聞かれた上司の名前の響きが"Sugar"に似ていたがために、"No! No! S******! Not Sugar!"と返して、会話を終わりの見えない平行線に突入させました。"Welcome to the parallel world, bitch!"

電話越しでは上述の体たらくですが、英会話学校の成果もあってか対面ではそこそこ話せるようになりました。昨日も、飲み会の席で一緒になった外国人に、友達が一生懸命話している内容を翻訳するような場面も。ただし、その内容は僕にとっては名誉毀損ともいえる内容でした。

"Sex and the City"の主人公キャリーにスタンフォードというゲイの友人がいるのですが、件の友人にとって僕はスタンフォードのような存在だとうのが友人の伝えたい内容でした。僕の拙い英語力でどれほど、僕が彼女にとってのスタンフォードであるか伝わったのかはわかりません。ただ、間違って僕がゲイだと伝わってしまってはいけないので、僕がゲイではないことだけは強く伝えておきました。"But, I'm not a gay!"
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2009年11月12日

My boss, My disappointment

出社すると上司が"ベルトがない"と大騒ぎしていました。聞けば、自転車で通勤したところ、着替えの中にベルトを入れ忘れたとのこと。ジャージで業務を行うわけにもいかず、ワイシャツとスラックスをクリップで留めていました。

絶句。それ以外に僕の気持ちをあらわす表現はありません。クリップだけでは心もとなくて仕事にならないとのたまっておられました。幸か不幸か自宅の近い僕が昼休みに別のベルトを取りに帰り、午後は心安らかに仕事ができたようです。

同じ日の夕方、社長に呼ばれて行くと、読み終えた朝刊を僕に渡して社長は言いました。"お前新聞とってへんやろ、やるわ"。サラリーマンを3年もやると、こんな時でも"読んでないです。ありがとうございます"と元気の良い台詞が出てくるから不思議です。

お茶目な大人が多くて非常に楽しい職場であることは言うまでもありません。
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2009年11月04日

無駄な時間

"何故俺はあんな無駄な時間を"、陵南戦で途中退場した三井寿が非行に走ってバスケットボールから遠ざかっていた2年間を悔やんで言った言葉です。名言が多いことで有名な漫画スラムダンクの一こま。

最近痛切に同じことを思います。学生時代にもっと勉強しておけばよかったと。英語に統計、調査手法など今では仕事の合間に自腹を切って学ばなければいけないことを親の援助で学べていたことの贅沢さに今頃気づきました。

もったいない。叶うならば、学生時代の自分に発狂するほど勉強しろと言いたいものです。かのランス・アームストロングは言いました"苦しみはいずれ消えるが、後悔は一生消えない"。もっと苦しんでもよかったと後悔する一方で、まだ間に合う気がして、今努力しているわけです。

帰宅で英語の勉強を始めて2ヶ月。大分飽きてきましたが、テレビが壊れて暇なため、なんとか続けられています。
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2009年11月03日

客室露天風呂

祝日と振休を利用して温泉へ。客室露天風呂の付いた旅館に1泊してきました。快適であったことは言うまでもありません。旅館について一風呂、夕飯を食べて一風呂、布団に入る前に一風呂、朝起きて一風呂、朝食後に一風呂と計5回も温泉に浸かってきました。

温泉の効用によって日ごろの疲れは労働意欲とともに消えてなくなりました。お陰で、俗世に戻ることが憂鬱でなりません。唯一の救いは、今週は残すところ3営業日であること。体力だけは充実しているため、残り3日間なんとか頑張れそうです。しかし、いい湯でした。
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2009年10月25日

秋-wikipedia

ふと気になって、"秋"をwikipediaで調べてみました。

秋は、四季の一つであり夏の次、冬の前に位置する。
(中略)
台風がしばしば日本を襲い、秋雨が永く続くこともあるが、晴れた空は高く澄み渡り俗に天高く馬肥ゆる秋ともいわれる。夜が長くなり、月や星を賞でたり、読書や夜なべにいそしんだりする。朝寒夜寒が段々とつのって、昼夜の温度差が大きくなり、野の草には露が置き、木々は紅葉してくる。色付いた葉が散りはじめると、重ね着が増え、暖房が入り、秋も終わりに近づく。

"暖房が入り、秋も終わりに近づく"瞬間が一年の中で最も好きな時期です。実家にいた頃は、父親が納屋から石油ストーブを出してくると何故か心が躍りました。石油ストーブが出す温風ほど心地よい温もりはないと思っています。もしくは、二度寝する瞬間に感じる布団の温もり。

冷え性であるため冬は苦手ですが、早く暖房器具を使いたいと思う今日この頃です。
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2009年10月24日

片仮名語

客先で使われる片仮名語に困っています。極力、相手と同じ言葉を使いたいので、無理くり片仮名語を会話に取り入れてわけがわからなくなることもしばしば。

"Ah、でしたら重要なIndexだけをSummarizeしてTop-line Reportを提出します"と、言った自分が何を納品してよいのか分からなくなるような状態です。時々、相手から"報告書は英語でお願いします"と無理な要求をされることも。

そんな時は、はにかみながら目を伏せてやり過ごそうとするのですが、僕の可愛い仕草で相手が納得したことは一度もありません。仕方がないので、また英会話学校に通うことにしました。
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2009年10月18日

地元を知って新しきを知る

コードバン。非常に堅牢で、美しい馬革の一種。使い込むに連れて艶が増すため、革の宝石と呼ばれています。希少性が高くお値段も高いことが難点ですが、昔はランドセルにも使われていました。

革が腐食しないよう加工することを“鞣す(なめす)”と言います。実は世界でもコードバンを鞣すことができる工房は2社しかなく、そのうち1社が兵庫は姫路にある新喜皮革。そして僕は姫路の出身。最近、漫画を読んでその存在を知り、実は姫路が凄いことに気づきました。

ホームページを見ると東京にあるセレクトショップと組んでオリジナルブランドを展開していると書かれていました。地元の革製品ということもあって、非常に興味をそそられたので渋谷の店舗に行ってみました。コードバン以外にも手ごろな値段で革製品を展開しているので、地元愛の象徴として何か買ってもよいかな、と。

結局何も買わなかったのですが、中々良さそうな鞄があり衝動買いの誘惑にかられました。ただ、先立つものがなく。仕方がないので、ボーナス月まで悶々と購入を検討してみることにします。

興味を持った方は是非、「WarmthCrafts Tokyo」で検索してみて下さい。大阪の大丸にも店舗があります。
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2009年10月12日

相変わらず

母校の学園祭にあわせてサークルの同期会が開かれたため、3連休の初日はつくばで過ごしました。同期会の前に、学部時代の友人と3年ぶりに遊びました。大学1年生の体育で同じハンドボールをとっていた仲間で、未だにハンドボールのコートネームで呼ばれています。

体育の初日に“網走刑務所無罪放免”と書かれたティーシャツを着ていたため、頭文字をとって「あば」。最初は呼ばれるたびに羞恥心で消え入りたくなってました。7年間も呼ばれ続けて未だにしっくりこないため、「愛称」とも言い難いと言うのが本音でしょうか。

因みに、件のティーシャツは高校の修学旅行中に仲の良い友達と揃いで買った物。サークルの仲間、ハンドボールの仲間、高校の仲間に共通して言えることは、何年たっても変わらない心地よさでしょうか。3年ぶりでも、“お互い変わらないね”の一言で時間を埋められることの心地よさ。

お互いの都合もあって短い再会ではありましたが、非常に楽しかったです。ハンドボールの仲間と会った後に同期会を行い、二次会はサークルの事務所で後輩にも来て貰い朝まで遊びました。大学生の頃と変わらない感覚で夜を徹すと、翌々日まで疲れが抜けないことは承知の上で遊ぶ。今まさに土曜の徹夜のつけが脳を揺さぶっています。眠い。

楽しさと後輩の可愛さ故に、名残惜しさ負けて終電を逃しまいます。これから変わらなければいけないことも多々あるかと思います。社会にでる人や就活をする人は、否が応でも大人の階段を上らされることでしょう。変わらないことの方が難しい時もありますが可愛い後輩のままでいて欲しいものです。

後輩に限らず、いい仲間たちとは“相変わらず”でいられたらと思った週末でした。
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2009年10月04日

愛用品

ベルト.jpg靴.jpg旅行用時計ケース.jpg
写真は標題の品達です。

1枚目のベルトは中学1年生の時から使っている、Leeの革ベルト。当時からベルトの穴がひとつしか変わっていないことも自慢の愛用品ですが、写真の通り随分くたびれてきました。特に昨日のゴルフ中、大雨に降られてしまったため革の表面が一部ボロボロとひび割れてしまいました。

厚い一枚皮で頑丈な作りながら、使い込む程に柔らかく風合いも出てきていたので残念でなりません。愚かにも雨合羽を着ずにプレーしたことの代償でしょうか。ゴルフデビューから4戦目、全て雨の中でプレーをしている程の雨男ながら合羽を用意しなかったことは完全な手抜かりでした。

2枚目は革靴。社会人になる際にABCマートで買ったホーキンスの革靴で、1万ちょっとの安物です。少々汚れているところもありますが、買って以来ほぼ毎週末欠かさず手入れをしていたら革が柔らかくなり風合いも出てきました。所有している靴の中では一番足に馴染んでいます。靴底がウォーキングシューズのような1枚のゴムで出来ているため、踵が磨り減ると捨てるしかありません。それでは悲しいので、自分で補強して使い続けています。

3枚目は旅行用時計ケース。旅行に複数本時計を持参する際に使うケースです。滅多に旅行に出かけることもなければ長期出張もないため帰省の時位しか使うことはありません。お洒落社会人を目指すならば出張の際に色違いの革靴と靴の色に合わせた革ベルトの着いた時計を1つずつ持って行くようにと先輩に煽られて買ってしまいました。普段はただ時計を仕舞う箱の役目しか果たしていないことが無念です。

写真の品々に限らず、僕は茶革の製品が好きなようです。靴も写真の品以外にも茶色を履いています。財布、コインケース、パスケースなどなど茶革製品は持っているだけ少し小慣れた感を演出できる気がしてついつい選びがちです。何より茶革を手入れしていくと風合いが変わる様が分かりやすく使う楽しみがあります。

ところで、靴とベルトを同じ革で合わせることが小粋な男の嗜みのひとつとされていますが、さらに大好きな時計のベルトも同じ革で合わせることが目下の野心です。
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2009年09月29日

思い込み

思い込みが強く早とちりもしばしばです。今日も以前に前を通りかかった時から気になっていた天麩羅屋に行ったつもりが、実はそのお店は天麩羅屋さんではなく豚カツ屋さんだったことに気づき悶絶しました。油で揚げた料理という点では大くくり親戚のようなものでしょう、天麩羅と豚カツも。

天麩羅屋を装う素振りはなく、看板に書かれた屋号にもド直球豚カツ屋として勝負する気概の感じられるそのお店の何が僕を天麩羅屋だと惑わしたのでしょう。本当に不思議でなりません。そう言えば先日も超ド級の勘違いをかまして死にたくなりました。

中央線に友人と乗っていた時のこと。車内アナウンスが新宿と告げたので、一緒に乗っていた友人に別れを告げ反対側の出口に歩いて行きました。ところが、新宿に着いたと思ったのは車内でも僕だけで、実際には新宿には着いておらず、降りる気満々の僕を乗せて減速すらしない電車。

どうやら新宿に到着したと告げられたのではなく、今まさに新宿に向かっている事を告げられただけだと言うことをその瞬間悟りました。しかし、もう後の祭り。別れを告げる言葉を口にした以上、間違っていたとお茶らけるような真似は僕にはできませんでした。

振り返れば友がいる。けど、けど余りの恥ずかしさに振り返ることができませんでした。電車が止るまでの1分間、ひたすら羞恥心に耐えながらうつむきました。君との語らいの時間は終わって、一足先に心は既に帰路にあるのだよ、と背中で語っていたつもりでしたが、その無言の言葉は友人に伝わっていたのか。

未だに確認する勇気が湧いてきません。
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2009年09月27日

テレビ/英語

2週間前にテレビが壊れました。平日の夜はテレビを見ながら怠惰にすごすことが多かったため暇を持て余してなりません。ただ、テレビともなると安い買い物でもなく、先立つ軍資金は目下時計とスーツに消費されているため、早々に買い替えともいきません。

仕方がないので、これを機に英語の勉強を始めました。10月末から英会話学校に通うこともあって、親から教えて貰ったiKnowというサイトを使って勉強しています。現在、継続4日目。三日坊主に終わることは避けたため、継続をここで公言しておこうかと思います。

テレビが壊れたことは残念でなりませんが一念奮起、しばらく頑張ってみます。
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2009年09月13日

雨男

ゴルフデビューから3戦目、全戦雨天決行。ゴルフ焼け、なんと贅沢で響き。嗚呼。一度でいいから晴れた日にラウンドしてみたい。

10時半と遅めのスタート、雨天、前の組の進行の遅れと悪条件が揃った18番ホールはグリーンがどこにあるのか分からないほど暗くて愕然としました。雨がすみの夕刻に打った打球は100ヤード以上離れた時点で目視できなくなります。

後続で回っていた同僚の組が最終18番ホールに着いた頃にはほぼ日没。フェアウェイを外れたボールは発見が困難であるため全てロストボール扱いで回る羽目になったそうです。合掌。

ところで、ゴルフをこよなく愛する先輩が言っていました。「球技の中では一番大きなフィールドにある一番小さなゴールにボールを入れる爽快感が最大の醍醐味」だと。なるほど、確かにそうかもしれません。

天気がよければなお最高ではあるのですが。僕が太陽の下でゴルフができる日はいつくるのでしょう。
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2009年09月05日

拾得物

昨晩、新宿から帰る途中で財布を拾いました。今日パターを買う予定があることを考えれば、全額抜いてもよかったのですが、良心に負けました。常にうつむき気味ですが、お天道様の下を歩きたいので。

拾得場所付近に交番が見当たらず、散々歩き回りました。途中腹立たしさから、手間賃を抜いてやろうかと思いましたが、小心者過ぎて断念。ようやく見つけた交番に人がおらず、交番に設置されている電話をかけるとそこから10分程度歩く別の交番に行けと。

もはや怒り心頭、怒髪天を突かんばかりに様相を呈していたのですが、しぶしぶ指定された交番に。これは謝礼をたっぷり貰わねば割りに合わないと、再度抜き取る誘惑に駆られたのですが、勇気が出ませんでした。誰かに後押しされたら危なかったと思います。

ようやく着いた交番では、拾得物の確認書類の作成に立ち会う羽目に。拾った僕も財布の中身を全て確認させられました。見てよいものなのかと思いましたが、警察官がルミネカードをポイントカードと書くか、クレジットカードと書くかと悩み始め、僕も積極的に確認作業に参加することにしました。

挙句、拾った財布はブランド物なのかどうか聞かれて疲労はピークに。知るか、と。恥ずかしながら、謝礼も期待していたのですが、拾得金額の2割以内で落とし主と交渉と言われたので、一切の権利を放棄して帰ってきました。疲れもあったのですが、最大の決め手は落とし主が同世代の男性だったこと。テレビドラマ的な展開も期待できなかったため、煩わしさに負けました。

いい事をしたのに、色々と負けた気分になった一コマ
posted by yasufumi at 11:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月31日

王様の仕立て屋

「王様の仕立て屋」なる漫画に触発されて、スーツを仕立ててきました。ネイビーストライプの生地を細身の2ボタンに。肩パットは外して軽い仕立て。本切羽の袖と、ライトグレーのストライプに色を合わせた裏地とチーフ云々。

完全に自己満足の仕様ながら、テーラーの親爺と生地やボタンを選んでいる時間はちょっとした洒落者気取りでした。世界にひとつだけの自分仕様というのは、何かこう、特別な感じがします。

仕上がるまでが楽しみです。ただ、日に日に爺趣味になっていく自分が怖くてなりません。心に付随して、体も加速度的に老化している気もしますし。
posted by yasufumi at 00:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

襟を直す

COOLBIZが導入されているため、外出のない日はノータイ、ノージャケットで出勤しています。ネクタイとジャケットがないと、ワイシャツが非常に格好悪くなる気がしてなりません。仕事着でお洒落をしたいわけではありませんが、格好悪いのは嫌です。

ネクタイを外すと襟元が緩んで格好悪いので、極力ボタンダウンやスナップダウンが付いたシャツを着るようにしています。どちらかと言うとスナップダウンの方が好きなのですが、残念なことにあまり売られていません。仕方がないので、レギュラカラーにスナップボタンを着ける力技に出てみました。

結果、自分が欲しかったシャツに大分近づいた気がします。着れるシャツがあるのに新しくオーダーで仕立てるのも勿体無いので、お直し結果にはかなり満足しています。既製品に少し手を加えるだけで、自分だけの形になるのも面白いかと。

クレリックシャツのルーツも替え襟/替え袖という話を読んだことがあり、そう考えると着飽きたシャツをいじってみるのも一興かもしれません。あと、時計のベルトも気分で付け替えると非常に面白いです。シンプルな文字盤の(アンティーク)時計と、カラフルな革ベルトの相性は抜群なので是非お試しあれ。
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2009年08月16日

明暗

高校時代の友人が婚約したようです。恋愛敗者が多い高校時代の友人の中で正統派の幸せを掴んだのは彼が第一号です。関西最高学府から大手ディベロッパーへと順当に勝ち組道を突き進んでいるようで。

東のルーザーである僕が“僕の欲しい物をすべて手に入れた勝ち組”とその友人を評していたところ、西のルーザーことfujikenくんからも同様の内容で電話がありました。東京と京都、僕らの負け犬っぷりがこのような形でシンクロニティを起こすとは、なんと悲しい奇跡。

おかれている境遇の違いに絶望的なほどのコントラストが見えます。と、ひがみめいた事を書きたかったわけではありません。おめでとうと、素直に祝福の気持ちを記したかったのです。いや、しかし目出度い。

希望の星として、暗く寒い人生の廃道を行くルザー達の道標になってください。お幸せに。
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2009年08月04日

革新そして、斜陽

時計メーカーの事ばかり語っても仕方ないので豆知識的な内容を。

*「watch」or「montore」
 腕時計を英訳すると「watch」、仏訳すると「montore」となります。ご存知の方も多いとは思いますが、「watch」は“見る(自動詞)”と和訳され、「montore」は“見せる(他動詞)”となります。同じ腕時計でも、お洒落なフランス人とっては“見せる(魅せる)”道具というわけです。 そんなフランス時計には、「アランシルベスタイン」「ベル&ロス」「カルティエ」などファッション性の高いメーカーが挙げられます。

*時計にみるお国柄
 かなり大雑把ですが、国によって時計メーカーの個性も異なってきます。時計大国スイスだけはメーカー数が多すぎて一言では表せませんが、先のフランスやイタリアは「お洒落」な時計、ドイツは「正確、堅牢」な時計を作るメーカーが多い気がします。我らが日本は「機能的、謙虚」でしょうか。
 60年代のアメリカメーカーは非常に革新的な時計を作っていて、世界初の電池時計は米国の“ハミルトン”社の電子テンプ式時計「ベンチュラ」。左右非対称のデザイン今でも新しい時計です。このハミルトンは後に世界初のデジタル時計「パルサー」を手がけています。ただ、「パルサー」で採算が取れなくなり70年代後半に破産してしまいます。ハミルトンの他にも“ブローバー”社が音叉で時間を刻む音叉時計「アキュトロン」を手がけるなど、アメリカメーカーは革新的な時計を作っていました。

*時計の歴史、みんなが使っているクオーツ
 最近の主流となっている“クオーツ(水晶)”時計は、電子テンプ式、音叉の後にセイコーが発明しています。1969年の12月24日に発表されたクオーツという機構は、その抜群の精度から当時の時計業界に革命を起こします。この69年には非常に大きな意味があって、当時の開発責任者が「60年代と70年代では時計の歴史が10年違う。何が何でも69年に発表する」と考え、69年の年の瀬に発表されたのです。
 その後、クオーツ時計が世界を席巻し、機会式時計(≒ゼンマイ式時計)を手がけていた名立たる時計メーカーが倒産の憂き目に会うのです。これを“クオーツショック”と呼びます。ただ、この事態に奢ったのか、セイコーは機械式時計の製造を止めてしまいます。昨今の機械式時計人気もあってセイコーは斜陽気味ですが、80年代にセイコーが機械式時計作りを止めなければセイコーが世界を席巻し続けていたかもしれません。
 因みに、クオーツには温度によって時間が狂うという弱点があります。温度が上がると進み、下がると遅れます。パソコンの時計が進みがちなのは本体が発する熱という話をどこかで読みました。
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2009年08月03日

天才たちの誤算

昨日の日記が思いのほか好評だったので、調子に乗って続編を書きます。

ブランパン
 世界最古の時計メーカーとして有名です。その創業は1735年。現存する時計メーカーの中で唯一クオーツ(≒電池式時計)を作成していないことでも知られています。創業者ジャン・ジャック・ブランパンの有名な台詞、「我々は今、明日の歴史の1ページを記しているのだ」はちょっとした名言ではないでしょうか。
 現在はスォッチグループの傘下に入っています。銀座にブランパンのショールームがあるので一度立ち寄ってみて下さい。入った瞬間、入店したことを猛烈に後悔する高級サロンです。

ブレゲ
 「時計の歴史を2世紀早めた」といわれる天才時計師アラン・ルイ・ブレゲが興した時計メーカーです。「トゥールビヨン」「ミニッツリピーター」など、興味があったら検索してみて下さい。彼の顧客にはあのフランス王妃マリー・アントワネットやナポレオンも名を連ねていました。マリー・アントワネットから「どんなに時間とお金をかけてもよいので最高の時計を作るように」と命じられ伝説の懐中時計「マリー・アントワネット」の製造に取り掛かります。ただ、完成を待たずしてフランス革命が起こったため、時計がマリー・アントワネットの手に渡ることなく製造は中断。その後、ブレゲの弟子達の手によって1827年に完成されるのですが、1983年にイスラエルの美術館から盗まれるなど、話題の尽きない時計となります。
 ブレゲもスォッチグループ傘下のため銀座に行けばサロンがあります。勇気のある方は是非。

IWC
 正式名称は「International Watch Company」ですが、頭文字をとってIWCと表記されます。時計通からは「インター」の略称で愛されており、時計屋に好まれる時計の代表格です。IWCはある意味天才過ぎる時計師集団を擁しており、2000メートル防水「オーシャン2000」、2499年までカレンダーが狂わない「ダ・ヴィンチ」、500000A/mの耐磁性能を誇る「インヂュニア」など傑作を作り続けています。ただ、残念なことに人の潜水能力は100メートル程度が限界。また、時計のオイルが乾くため時計の連続稼動可能年数は100年はおろか、7年程度しか動きません。500000A/mの電磁波を受けると、時計より先に着けている人の時間が止ります。と、人やオイルの限界によってその性能を発揮することができない不遇の時計を輩出しているのがIWCなのです。
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